1836年にナミビアで発見された、主に鉄とニッケルから成る隕石です。
酸でエッチングするとウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる網目模様が浮かび上がります。
この構造は、鉄とニッケルが気が遠くなるような長い時間をかけてゆっくりと冷えて固まることで生成され、地球上で再現することは事実上不可能です。
ギベオンは約40億年前に誕生したと考えられており、一説では100万年に1度という極めて遅いペースで温度が下がり、冷え固まったと推定されています。
また、この隕石には極微量の地球上に存在しない鉱物が含まれています。
こちらは博物館クラスのギベオンでございます。
一つの大きい原石から一つのキューブを作り上げたものでございます。
相当大きい原石から作り上げたものでございます。
9×9×9cm 5.72kg