ギベオン隕鉄をナイフ型に加工したものです。
今となってはなかなか入手できない大きさになります。
ウィドマン・シュテッテン構造と呼ばれる格子状の模様が、全面にわたってはっきりと浮き出ています。
鞘の部分には、中国四大美人の一人である王昭君の嫁入りを題材にした「昭君出塞」の場面が描かれています。
最高のグレードのギベオンのナイフでしてこちらは全く不純物の無い状態でございましてパーフェクトの部分だけを使いましてロジューム加工を施しております。
年々、原石の価格が上昇している中でもこの価格が実現いたしました。
※観賞用のため刃は切れず、刃物としての機能はありません。
1836年にナミビアで発見された、主に鉄とニッケルから成る隕石です。
酸でエッチングするとウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる網目模様が浮かび上がります。
この構造は、鉄とニッケルが気が遠くなるような長い時間をかけてゆっくりと冷えて固まることで生成され、地球上で再現することは事実上不可能です。
ギベオンは約40億年前に誕生したと考えられており、一説では100万年に1度という極めて遅いペースで温度が下がり、冷え固まったと推定されています。
32×9×2.6cm 刃渡り:19cm