《白多羅菩薩》緑多羅菩薩は、観音さまの左目から流れた涙から生まれ、白多羅菩薩は観音さまの右目から流れた涙から生まれ出たといわれます。
彼等二尊は共に衆生を救う役割を果たすためにこの世界にあらわれました。
緑多羅が活動的な反面、この白多羅は母親のような包容力のある慈しみの心で衆生の苦しみを見つめているとされています。
この菩薩は両眼の他、額に一つ、掌に一つずつ、足の裏にも一つずつ合計で七つの眼があります。
これはこの世の人々のあらゆる苦悩を一つ残らず逃すことなく見つけることが出来る能力があることを表し、同時に救済の手を与えるためだといわれます。
主な染料:22金