
2004年、奈良県吉野郡天川村で世界的にも貴重なレインボーガーネットが発見されました。
その後、鉱脈の存在が確認されたことで話題となり、近年ではテレビや新聞でも取り上げられています。
レインボーガーネットは日本名で「灰鉄ざくろ石(かいてつざくろいし)」と呼ばれ、 アンドラダイト(Andradite)というガーネットの一種。
カルシウムと三価の鉄に富み、鉄をアルミニウムに置き換えたグロッシュラーとの間で 連続的な固溶体系列をつくる鉱物として知られています。
1930年代に、虹色の干渉光イリデッセンスを放つアンドラダイトが見つかり、 「レインボーガーネット」と呼ばれるようになりました。
この天川村産の原石は、結晶面が強くきらめき、自然光の下では金属光沢のような美しさを見せます。
世界的にも限られた環境でしか形成されない希少な鉱物であり、 その中でも国内でこれほど結晶質の原石が採れるのは非常に珍しいこと。
鉱物コレクションとしても高い価値を持つ一点で、 2004年の発見以降「日本の鉱物史に残る発見」として知られ、今も多くの鉱物ファンを惹きつけています。
また天川村は古来よりミステリアスな地として伝えられ、天河大辨財天が祀られています。
周りは雨が降っていないのに、天川村では雨が降り、周りでは雨が降ってるのに天川村では晴れているということが起こる、何か他の場所とは違うと感じさせる不思議な土地です。
【商品説明】 ストーン:レインボーガーネット 産地:奈良・天川村産 重さ:約52.1g サイズ:縦23.5×横48.9×厚み30.0mm ⚠大切なご案内⚠ 必ずお読み下さい。
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【一点もの】のためタイミングによりましては売り切れている場合もございます。
何卒ご理解ご了承頂けますようお願い致します。
※一枚目(TOP画像)は太陽光下で撮影しております。
※非常に繊細な鉱物のため、丁寧に梱包して発送いたしますが、輸送中に小さな欠けや破片が生じる場合がございます。
恐れ入りますが、あらかじめご了承ください。
※掲載写真はできる限り実際のお品の色に近づけるよう心がけておりますが、パソコンやモニタによって、若干色合いが異なることがございます。
※天然石は自然から出来たものです。
人工物ではないため、生成の過程でクラック(欠け)やインクルージョン(内包物)が含まれたものも混入する可能性がございます。
不良ではありませんので、ぜひ、天然石の個々の表情をお楽しみください。