16世紀、先住民の隕石衝突事件の言い伝えをもとに発見され、調査の結果隕石と判明しました。
衝突は4000年から6000年前だったと見られています。
地名でもある「カンポ・デル・シエロ」には“空の草原”という意味があります。
スペインの冒険家たちがアルゼンチンの先住民から「空から重たい物が落ちてきた」という話を聞いてこの隕鉄の存在は明らかになり、様々な呼び名がつけられました。
METEOLITE(隕石)→IRON(鉄隕石)→オクタヘドライト(OCTAGEDRITE)→Camp Del cielo(カンポデルシエロ)といった隕石分類とされます。
発見隕石(宇宙空間から落下し地球上に放置されたままになっていたものが発見された場合の呼び名)の大部分は鉄隕石に占められます。
鉄隕石は大部分を占める鉄・ニッケルの合金と少量の鉱物で構成されています。
ほとんどの鉄隕石は重さで言うと715%のニッケルを含みます。
超高温から冷却される過程において内部構成が2つの鉱物による合金へと変化します。
(ウッドマンステッテン構造)ウッドマンステッテン構造は705℃以上からゆっくりと冷却されると形成される結晶パターンで、ほとんどの隕石に見られます。
古くから様々な種族の人々に「神聖なる石」として崇拝されてきたといわれ、また、霊力を高める働きがあるといわれています。
その他、循環器、血液、腎臓の不調を改善して視力を強化する力があるとされています。