
中国の神話に由来する伝説の鳥・鳳凰の彫刻入り勾玉です。
鳳凰は縁起の良い象徴とされています。
天下泰平の世にのみ姿を現し、人々に平和と冨をもたらす伝説の鳥とされてきました。
透明度の高いクリスタルに、職人の手仕上げによる繊細で見事な彫刻が施されています。
金色のペイント入りで、若干の色むらはございますが、水拭きでの色落ちはありませんでした。
内傷も少ない高品質なお品です。
■勾玉発祥の地出雲! 日本最古の歴史書にも登場する三種の神器で有名な勾玉
■ 勾玉の由来 勾玉の形は、太陽と月が重なりあった大いなる宇宙を崇拝するということを象徴していると言われています。
穴は、今自分を生かしてくれる祖先とのつながりを持つことによりその霊力の恵みを受けられることを意味しているといわれています。
日本独自に発達した不思議な形の玉で、日本では古墳時代の遺跡から発掘されているように、古代から魔よけの石・幸運を招く玉として、 また強力な護符として用いられてきました。
なんと言っても「天皇の位の印」として受け継がれてきた「三種の神器」の一つ「八尺瓊の勾玉(ヤサカニノマガタマ)」として有名です。
「八尺瓊の勾玉」は「八咫鏡(ヤタノカガミ) 」「草薙の剣(クサナギノツルギ)天叢雲剣(アメノムラクモ)」とともに「三種の神器」とされていますが、 『平家物語』などでも登場するので、聞いたことがある人も多いかと思います。
本場は「八尺瓊勾玉」発祥の地である出雲(現在の島根県)です。
■ 勾玉の説明 『出雲風土記』によると、勾玉は太陽と月が重なり合った形を表し、太陽と月の力と恵みを受けることで、幸運を呼びこんでいるそうです。
また、孔は祖先との繋がりを持つ意味があるそうで、霊力の恵みを受けられると伝えられています。
江戸時代になると仏教文化が定着した影響で、一部の教養人以外にはあまり身につけられることはありませんでした。
江戸時代のオランダ人医師シーボルトは勾玉について、「教養ある日本人が好んで思いを馳せる物」と、その著書『日本』に書き残しています。
勾玉(まがたま)は、古代から日本で神聖な意味を持つ装飾品として知られています。
その独特な形状と美しい素材は、古代の人々にとって特別な意味を持ち、儀式やお守りとして使用されてきました。
その形状は、月や胎児を象徴するとされ、生命の再生や繁栄を意味すると言われています。
現代においても、勾玉はジュエリーやアクセサリーとして人気があり、その美しさと歴史的な背景から、多くの人々に愛されています。
勾玉を身に着けることで、古代の知恵とエネルギーを感じることができるでしょう。