【数珠】 檀香 ☆商品情報☆ サイズ:Φ15±0.2mm×15粒 手首周り:約17.5cm 原産地:ベトナム
※形状やサイズのばらつき、表面や穴周りにキズや凹み等があります。
色味や模様等のご指定はできませんのでご了承ください。
※照明等の関係で実際の色と多少イメージの異なる場合もございます。
予めご了承ください。
【伽羅・白檀豆知識】 香木(こうぼく)とは、心地よい芳香を持つ木材のこと。
沈水香木と白檀が有名です。
香りのことを香という。
薄片に削ったものを加熱して芳香を楽しむのに用いられるますが、白檀は熱することなく香るため、それ以外にも仏像などの彫刻や扇子や数珠などの材料として用いられています。
香木とは、東南アジアに生息するジンチョウゲ科アキラリア属の植物等が風雨や病気、害虫などによって自分の木部を侵されたとき、その防御策として内部に樹脂を結び、その部分だけは、腐らずに熟成を続けます。
樹脂の結びは、病気による倒木や立枯れでできた「熟結」、故意に木を傷つけたり、根を切ったりしてできた「生結」、水によって朽ちた「脱落」、白蟻などの虫害によってできた「虫漏」と木の受けた不健康状態の原因によって分別されます。
これを探し出して乾燥させ木部を削り取ったものです。
沈香は別名「沈水香」と言われるように水に沈む比重を持っています。
水の中間に留まるものを「淺香」、浮くもの「黄熟香」といって区別しますが、香道では、比重よりも内に秘めた香気を問題にします。
沈香のうち特に香木の素性、樹脂、香気の質のいいものが選り分けられて「伽羅」となります。
香木は、古くから心身の浄化やリラックスをはじめ、健胃、強壮、利尿、解毒に効用があるものとされ、香薬として用いられてきました。