
◆大きさ:35mm径
◆重さ:66g ◇産地:中国 虎目が出ます。
カルサイトは、世界中で産出される非常にポピュラーな天然石の一つで、和名では「方解石」として知られています。
語源はラテン語で「石灰」を意味する“calx”に由来しており、その名前のとおり炭酸カルシウムを主成分とする鉱物です。
透明から白色、黄色、緑色、オレンジ、青と、実にさまざまな色合いで産出され、見る者の心を惹きつけてやみません。
結晶の形状も多様で、柱状、犬牙状、スカレノヘドロン状など、まるで芸術作品のような美しさを持ちます。
また、カルサイトは「ダブルイメージ(二重像)」と呼ばれる特有の光学的性質を持つことで知られています。
透明な結晶を通して文字を見ると、像が二重に見えるという現象で、この特徴は光学研究にも利用されてきました。
そのため、ただの装飾品としてだけでなく、学術的な価値も持ち合わせている点がこの石の魅力です。
カルサイトには「調和」や「浄化」、「成長」といった意味が込められているとされ、心の混乱や迷いを鎮める助けとなる存在として、多くの人々に愛されてきました。
環境を明るく整える石として空間に置いたり、瞑想や内省の際に手に取ったりと、日常生活にさまざまな形で取り入れられています。
さらに、色ごとに意味合いが異なるのもカルサイトの特徴です。
たとえばイエローカルサイトは前向きなエネルギーをもたらすとされ、ブルーカルサイトは思考の整理や安らぎをサポートすると言われています。
このように、見た目の美しさだけでなく、意味や用途の幅広さも人気の理由です。
その柔らかく繊細な性質から取り扱いには注意が必要ですが、それゆえに一つひとつの石に個性が宿り、持ち主との特別なつながりを感じさせてくれます。
ジュエリーとして身につけるだけでなく、インテリアとして飾ることで空間に彩りと癒しを与えてくれるでしょう。
天然石としての美しさに加えて、精神面でのサポートや空間のエネルギー調整にも役立つカルサイトは、初心者からコレクターまで幅広い層におすすめできる魅力的な石です。
ひとつとして同じ模様がない個性的な結晶と、奥深い意味を持つこの石が、あなたの暮らしに新たな輝きをもたらしてくれるかもしれません。
加えて、カルサイトは他の鉱物との共生も多く、異なる鉱物と融合することで多彩な模様や色合いが生まれます。
こうした自然のアートともいえる個体差は、まさに世界に一つだけの魅力を感じさせてくれます。
オレンジカルサイトラテン語で「石灰」を意味する「calx」と鮮やかなオレンジ色の見た目が名前の由来とされている。
特徴・意味古代ローマではカルサイトの集合体である大理石として用いられていた。
直感力や創造性などアイデアを引き出す力があり、何かに挑戦するときにサポートしてくれるといわれている。
ヒーリング効果揉め事を嫌う石といわれており、不安を和らげる効果があると伝えられている。
持ち主のやる気を刺激してエネルギーを高めてくれるため、落ち込んでしまったときや新しく始めるときに効果的とされている。
浄化方法セージクラスター水日光浴月光浴塩◯××◯◯×鉱物学和名方解石(ほうかいせき)英名Orange Calcite組成CaCO3色橙色硬度3分類炭酸塩鉱物産地ブラジル、メキシコ