◆重さ:約 454 g
◆大きさ:約 134x59x49 mm
◆インド北部、ヒマチャルプラデッシュ州クル市マニカラン産
※現品撮影です。
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アイスクリスタルは、2006年頃に発見された新しい石で、 ヒマラヤ山脈の標高6000m峰の氷河地帯で産出される水晶です。
鉄の含有によって淡く柔らかなピンクの色合いをしていますが、 白色のものもあります。
他の水晶とは異なり、表面には、独特の凹凸が見られ 和名で「ヒマラヤ蝕像水晶(エッチング・クォ−ツ)」と呼ばれます。
蝕像水晶とは、地中にある間にまわりの熱水の成分が変化し 水晶の表面や先端が表面が酸やフッ化水素などで溶け 侵食の後が見られる水晶のことをさします。
名前の由来は、氷河が溶けて発見されたためですが 氷のような音がするため名付けられたという説もあります。
ニルヴァーナクォーツ(涅槃水晶・ねはんすいしょう)という別名もあります。
アイスクリスタルは、温暖化現象により氷河が溶けたため地表に現れ、 通常の水晶のようにクラスター状ではなく、ポイント状に単独で産出されます。
産出地が限られ、最近では流通もなくなり、非常に稀少な石となっています。