◆大きさ:約 27x20x12 mm
◆重さ:約 8 g ◇産地:中国貴州省
※現品撮影です。
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スティブナイトは、アンチモンを含む鉱物の一種で レアメタルの一つです。
昔から工業用として幅広く使われ、 日本でも江戸時代から明治までは盛んに採掘されていました。
産地としては、山口県の鹿野鉱山、愛知県津具鉱山(津具金山)、 愛媛県市ノ川鉱山などが特に有名でした。
東京の上野にある国立科学博物館には、 愛媛県市ノ川鉱山で 採れたとても立派なスティブナイトが展示されています。
和名『輝安鉱』と呼ばれ、日本刀の刀身のように鋭く輝く事から 別名『武士の石』とも呼ばれていたこともあったそうです。
この日本刀のようないぶし銀の結晶は、世界中で人気があります。
しかし、現在国内では採掘は行われておらず、産出しているのは 一部の国のみで、採掘量も減少しているため希少価値が高まっています。
スティブナイトの成分は、アンチモン鉱物の一種となる硫化アンチモンです。
そのため、人体にとって有害な物質で毒性があるので、口に含むと危険です。
触ったり、持つだけならあまり影響はないとされていますが、 念のために手を洗ってください。