
◆重さ:約 4 g(母岩込み)
◆大きさ:23x15x9 mm(母岩込み) ◇産地:Campo Formoso Bahia Brasil 黒っぽい母岩にアレキサンドライトが付いています。
(シールの先)
※現品撮影です。
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アレキサンドライトは、ロシアのウラル山脈で発見された非常に希少で美しい宝石で、その最大の特徴は光の下で色が変わるという「カラーチェンジ効果」です。
昼の自然光では青緑色に、夜の白熱灯の下では赤紫色に変化し、まるで二つの顔を持つかのような神秘的な魅力を放ちます。
この特性から、「昼のエメラルド、夜のルビー」とも称され、多くの人々を魅了してきました。
また、アレキサンドライトという名称は、ロシア皇帝アレクサンドル2世に由来し、彼の誕生日に発見されたことからその名が付けられました。
古くから皇族や貴族たちに愛され、権威と栄光の象徴としても知られています。
その希少性と美しさにより、今日でも高い人気を誇るジュエリー素材のひとつです。
色の変化は、見る角度や光源によっても異なるため、同じ石でもさまざまな表情を見せてくれるのが魅力です。
この唯一無二の変色効果は、クリソベリルという鉱物に含まれる微量のクロムが原因であり、自然が生み出した奇跡のような現象といえるでしょう。
さらに、アレキサンドライトは変化と調和を象徴する石とされ、持つ人の状況に応じた柔軟性や前向きな変化を促すともいわれています。
変わりゆく環境の中でも自分らしさを保ち、しなやかに対応していくための心強いパートナーとして、多くの人に選ばれています。
この石は特別な記念日や節目の贈り物としても人気があり、大切な人への思いを込めたプレゼントとしても最適です。
そのミステリアスな輝きは、贈る相手への想いをより深く伝える力を持っていると言われています。
希少価値の高い天然のアレキサンドライトは市場でも限られた量しか流通しておらず、本物を手にできる機会はそう多くありません。
そのため、ひとつひとつの出会いが特別な意味を持ち、長く愛用できる一生ものの宝石として、多くの人に大切にされています。
このように、アレキサンドライトはその独特な性質と由来から、神秘性や高貴さを感じさせる特別な天然石です。
自分自身へのご褒美としても、誰かへの贈り物としても、強く印象に残る一品となるでしょう。
アレキサンドライト由来当時のロシア帝国の皇帝ニコライ一世に献上された日が、偶然にもアレクサンドル二世の12歳の誕生日だったことが名前の由来とされており、日本では変彩金緑石(へんさいきんりょくせき)と呼ばれている。
歴史アレキサンドライト鉱床は16世紀中頃にロシアのウラル山脈で発見され、石の赤と緑がロシア帝国の旗を象徴していたため、国内で一気に広まったという。
特徴クリソベリルの一種で非常に高価な部類に入る。
昼光下では緑色、白熱灯下では赤色に発色する。
効果変色特性をもつことから二面性を象徴するとされている。
精神力の向上や周囲の変化する状況に対応する力など、自分らしさを生かしながら導いてくれるといわれている。