AAA アップルグリーン ジェダイト ブレスレット 9.5mm-10.2mm 翡翠 ビルマ翡翠 ヒスイ ミャンマー 天然石 原石 パワーストーン

AAA アップルグリーン ジェダイト ブレスレット 9.5mm-10.2mm 翡翠 ビルマ翡翠 ヒスイ ミャンマー 天然石 原石 パワーストーンショップ:True Stone

価格:10,120円(税込)

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ミャンマー産翡翠は、世界中で高く評価される宝石のひとつであり、その品質、色彩、透明度において他の産地の翡翠を凌駕する特別な魅力を持っています。
とりわけ、ミャンマーのカチン州で産出される翡翠は「本翡翠(ジェダイト)」と呼ばれる種類で、極めて希少かつ美麗であり、古来より東アジアを中心に王族や貴族、上流階級に尊ばれてきた歴史を持ちます。
翡翠といえばミャンマーと称されるほど、この国は翡翠の聖地とされており、翡翠愛好家、宝石収集家、彫刻家にとっては憧れの地です。
特に、色味の美しさにおいては他の追随を許さず、深く濃いエメラルドグリーンのものから、淡く清らかなアップルグリーン、さらに透明感のあるアイスジェード(氷翡翠)まで、実に多彩な色のバリエーションが存在します。
中でも「インペリアル・ジェイド」と称される深く鮮やかな緑色の翡翠は、極めて希少でありながら、宝石としての輝きと気品を兼ね備えており、国際市場でも常に高値で取引されています。
ミャンマー産翡翠は、単なる装飾品としての価値を超えて、文化的・精神的な意味合いをも併せ持っています。
特に中国文化圏においては「徳を象徴する石」として重んじられ、「仁・義・礼・智・信」という五徳を象徴するとも言われています。
このような精神的価値を帯びたミャンマー翡翠は、古来より護符やお守りとしても用いられ、現在に至るまで人々の生活の中に深く根付いています。
また、その加工のしやすさも大きな特長であり、非常に繊細な彫刻が施されることで、装飾品や芸術作品としての価値もさらに高まります。
翡翠彫刻の分野では、工芸品としての完成度が高く、自然美と人間の技が見事に融合した作品が多数生み出されています。
その結果、ミャンマー産翡翠は単なる宝石という枠を超え、芸術・文化・信仰の象徴として世界中で高く評価されているのです。
さらに、ミャンマー翡翠は長期間にわたり色褪せることがなく、その硬度と耐久性により、代々受け継がれる家宝や記念品としても最適です。
身につける人の気品や風格を引き立てるだけでなく、時間と共にその価値を増していくという特性は、他の宝石にはなかなか見られない魅力のひとつです。
特に近年では、その投資価値にも注目が集まっており、ミャンマー翡翠は資産の一部としても高い人気を誇っています。
総じて、ミャンマー産翡翠はその美しさ、希少性、歴史的背景、文化的意義、そして実用性のすべてを兼ね備えた唯一無二の宝石であり、その存在そのものが人類の美的感性と精神文化を象徴していると言えるでしょう。
「ミャンマー産翡翠」と「糸魚川産翡翠」との違い ミャンマー産翡翠と糸魚川産翡翠は、どちらも「硬玉」と呼ばれる鉱物に分類される天然石ですが、産地による地質的背景、色合いや質感、文化的価値、美術的評価など、さまざまな面で明確な違いがあります。
まず形成環境の違いから説明すると、糸魚川産翡翠は日本列島の大地構造の中心とも言える「フォッサマグナ」と呼ばれる地帯に位置しており、約5億年前の地殻変動と高圧変成作用によって形成されました。
これは世界的にも非常に珍しい地質条件で、日本国内では糸魚川市周辺でしか商業的な翡翠が確認されていないことから、糸魚川翡翠は「日本唯一の翡翠」として特別な位置づけを持っています。
一方でミャンマー産翡翠は、インドプレートとユーラシアプレートの衝突による複雑な造山活動を経て、約1億年前に形成されたもので、特にミャンマー北部のカチン州ヒパカン地域が主な産出地として知られています。
こちらもまた特殊な環境であり、世界最大の翡翠の産地として高品質なジェダイトを産出しています。
色彩や見た目にも違いがあります。
糸魚川産翡翠は、主に落ち着いた白、緑、青緑、薄紫などの色調が多く見られ、透明度は低めですが、微細な結晶構造によるしっとりとした光沢が特徴です。
自然の中で育まれたような柔らかな色合いは、日本人の美意識とも調和し、古代から宗教的・精神的な意味を込めた装飾品や祭祀具に用いられてきました。
一方でミャンマー産翡翠は、鮮やかなエメラルドグリーンやアップルグリーン、さらにはラベンダーやブラックといった色調も見られ、特に「インペリアル・ジェード」と呼ばれる高品質の緑色翡翠は、その高い透明度と鮮やかさで世界中の宝石市場で非常に高い評価を受けています。
これらは主に中国を中心とするアジア市場で需要が高く、富や権力、健康、長寿の象徴として親しまれています。
文化的価値の面でも両者は対照的です。
糸魚川翡翠は縄文時代から勾玉や大珠として日本人に使われてきた歴史があり、神秘的な力を宿す霊石として扱われてきました。
とくに古墳時代には、皇族の副葬品として用いられ、三種の神器のひとつ「八尺瓊勾玉」にも翡翠が使われたと考えられています。
このように、糸魚川翡翠は宗教的・精神的な背景と密接につながっているのです。
対して、ミャンマー産翡翠は、主に中国文化の中で「玉」として神聖視され、清朝以降は皇族や富裕層がこぞって翡翠製品を身につけました。
その流れは現代に至るまで続いており、ブレスレットやネックレスなどの翡翠製品は「縁起物」として広く流通しています。
さらに採掘・流通面でも両者は異なります。
糸魚川では、現在新たな翡翠の採掘が法律で規制されており、主に過去に採取された原石やヒスイ海岸で自然に打ち上げられた翡翠転石が利用されています。
このため、供給量が限られ、希少価値が年々高まっています。
一方のミャンマーでは、現在も鉱山で大規模な採掘が行われており、工業的手法で翡翠が採取されています。
その一方で、採掘現場での労働環境や環境破壊、人権問題などが国際的な課題として指摘されることもあります。
加工と美術品としての扱いにも違いが見られます。
糸魚川翡翠は、職人が一点一点手作業で加工を施し、伝統的な勾玉や根付、印章、現代アート作品へと仕上げられることが多く、和の美しさや精神性を重視したデザインが特徴です。
それに対してミャンマー翡翠は、中国の熟練職人により龍や鳳凰、仏像など細密な彫刻が施され、美術品としての完成度が高く、展示品や宝飾品として多く流通しています。
このように、ミャンマー産翡翠と糸魚川産翡翠は、同じ鉱物でありながらも、それぞれがまったく異なる地質的背景と文化的文脈の中で育まれ、現在に至っています。
両者の違いを知ることは、ただ宝石を鑑賞するという枠を超え、自然と人間の歴史、地球と文明の対話を読み解く旅でもあるのです。
あなたが翡翠を選ぶとき、それがどのような物語を秘めているのかを知ることで、その一片は単なる石ではなく、時空を超えた価値を持つ「生きた存在」となるでしょう。
本物の翡翠について 現在、市場では「翡翠」や「ジェード」と称して実際には全く異なる石が多く流通しています。
代表的な例として、インド翡翠と呼ばれるアベンチュリン(クォーツァイト)や、染色を施したクォーツァイトなどがあります。
これらは価格が安いため、天然翡翠と誤解されて購入される方も少なくありません。
こうした偽物や処理石の氾濫によって、本来の翡翠の価値が分かりづらくなっているのが現状です。
当店の翡翠について 当店で取り扱う翡翠は、着色処理・染色処理を一切行っていない本物の翡翠です。
本ロットは実際に鑑別機関へ20点ほど依頼を行い、「天然翡翠であること」、「着色処理・染色処理が施されていないこと」が確認されております。
ただし、無色透明の含浸処理は施されております。
この処理は、翡翠の透明度をわずかに高めるだけでなく、ブレスレットとして着用した際に石同士がぶつかって起こるヒビや破損を防ぐための、耐久性向上を目的としたものです。
当店では、この処理は「天然翡翠を美しく、安心して楽しんでいただくために必要」と考えております。
色合いについて 本品は淡いアップルグリーンを基調とした翡翠で、ややグレイッシュな落ち着きを帯びつつも、透明感を感じられる希少な色合いです。
光の加減によって、爽やかなアップルグリーンから灰緑を思わせる色調へと移ろう、上品で清涼感のある翡翠です。

※参考までに、近似するHTMLカラーコードは #899891(グレイッシュライトグリーン)付近となります。
天然石特有の濃淡や模様の個性をお楽しみいただけます。
鑑別書について 商品ページには色見本や鑑別書の見本を掲載しております。
また、ご希望のお客様には、第三者機関による宝石鑑別書の取り寄せも有料にて承りますのでお気軽にご相談下さい。
鑑別書の作成には10日~15日ほどお時間をいただいております。
「本物の翡翠を安心して購入したい」という方にも自信を持ってご案内できる逸品です。

【お写真に写っている商品を発送致します】 産地 ミャンマー 粒径 約9.5mm10.2mm 重量 約32g 腕周り 約165mm
※天然石を研磨し加工しているため、クラック、インクルージョン、くぼみ、傷等がある場合がございます。
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【True Stone 天然石の真実】

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