テクタイトは長い間、宇宙から地球に飛来した隕石(メテオライト)そのものと考えられてきました。
しかし、今では隕石の衝突により地上物質が超高温状態になって吹き上げられ、冷えて固まったものであるという説が有力です。
そのため、鉱物のように結晶しているわけではなくガラス質です。
テクタイトの多くは黒っぽい色をしており、溶岩のように表面に小さな穴が空いていたりします。
こうしたタイプのテクタイトは、主に中国、チベット、インドシナ方面で発見されます。
また、チェコで採取される濃い緑色のテクタイトは「モルダバイト」と呼ばれ、サハラ砂漠で見つかる黄色っぽいテクタイトは「リビアングラス」と呼ばれます。
テクタイトの特徴をご紹介します。
最後の写真は左がテクタイト原石で右がブレスレットです。
テクタイトの原石は表面に大量のオウトツがあるのでビーズにした場合にもそれらが残ることがわかるかと思います。
赤い○で囲んでいる所など原石と同じ様な大きなクボミがあります。
その他小さなクレーター状の粒粒が大量に確認でき、これらが存在することがテクタイトである事の証明にもなります。
逆に考えますとこれらがなくツルツルの場合は本当にテクタイトなのか疑問が残ります。
テクタイトのビーズ表面に傷、クボミ等が原石由来の物となります。
そのため美しい綺麗なテクタイトをお探しでしたら当店にはございませんので予めご了承下さい。
そのかわり本物のテクタイトをご提供致します。
産地 海南島 粒径 約8mm 重量 約15g 腕周り 約158mm