本品はパキスタン スカルドゥ シガールで採掘されたアクアマリンです。
お写真10枚目をご覧下さい。
シガールの西にはナンガ・パルバット(Nanga Parbat)別名「人食い山」がそびえ立ち、東にはマッシャーブルム、ガッシャーブルムIV、K2 愛称 ゴッドウィンオースティンが鎮座し、その真ん中に位置する場所がスカルドゥ シガールです。
ナンガ・パルバットに関しては標高世界第9位なのですが登山での死亡率は28.2 %と世界第2位の恐ろしい山なので別名が「人食い山」と呼ばれています。
K2は標高が高いだけでなく死亡率も世界第三位で26.8 %となっています。
こんな恐ろしい山々に囲まれた場所だからこそ、このような変わった鉱物が出てくるのかと思います。
本品は透明度の高いアクアマリン結晶で、左側に槍のような細い結晶が希少な逸品です。
通常、鑑別書に宝石名で「アクアマリン」と書かれる事は少なく鉱物名と同じく宝石名でも「ベリル」と言うのが多いです。
「アクアマリン」と書けるのは透明度が高く透けているベリルで、色合いが海のような青色の場合に書いて貰えるので、鑑別の専門家も認めたアクアマリンと言う事になります。
トップに覆い被さる鉱物はブラックトルマリンです。
拡大検査では「液体インクルージョン」「液膜インクルージョン認む」と書かれています。
これは、太古の水が入っていると言う事です。
【お写真に写っている商品を発送致します】 産地 パキスタン スカルドゥ・シガール産 縦 約46.3mm 横 約21.5mm 厚さ 約15mm 重量 約21.77g True Stone 天然石の真実 デスゾーン 標高8000メートルの世界 生死のハダマ