K2(ケイツー) パキスタン北部カラコルム山脈にある世界第2位の高さを誇る山で、K2という頭文字はKarakorum No.2、つまりカラコルム山脈測量番号2号を意味します。
世界第2位の高峰であるにも関わらず、人里から遠く離れた奥地にあるため、19世紀末まではほとんど人々に存在を知られることもなく、名前さえもありませんでした。
イギリス統治時代のインド測量局(en:Survey of India)のトーマス・ジョージ・モントゴメリーが1856年からカラコルム山系の測量を始めた際に、南方210キロから測量した特に標高が高い山々にカラコルム(Karakorum) の頭文字「K」を取って順に、K1、K2、K3、K4、K5と測量番号を付けました。
その後、K2以外の山には、新たに名前が付けられたり、現地の名前が採用されたりしましたが、K2だけは測量番号がそのまま山名に残った珍しい山です。
K2ブルーは、このK2でのみ産出され産出量が少なくとても貴重な石で知られています。
石のベースの部分はグラナイト、ブルーの部分はアズライトになり、 別名「K2ブルー」とも呼ばれています。
お写真5枚目がK2の地図です。
人が近づくことも難しい山で採掘されたK2ブルーが日本に居ながらにしてネットで購入できるのですから良い世の中になったものだと思います。
本品は1粒売りでお写真のいずれかの粒をお届けします。
産地 パキスタン K2 粒径 約10mm
※天然石を研磨し加工しているため、クラック、インクルージョン、くぼみ、傷等がある場合がございます。