鑑別済み アップルグリーン ジェダイト グラデーション ブレスレット 翡翠 ビルマ翡翠 ヒスイ ミャンマー 天然石 原石 パワーストーン

鑑別済み アップルグリーン ジェダイト グラデーション ブレスレット 翡翠 ビルマ翡翠 ヒスイ ミャンマー 天然石 原石 パワーストーンショップ:True Stone

価格:9,900円(税込)

ショップで詳細を見る

お気に入りに追加する
前に戻る
ミャンマー産翡翠は、世界中で高く評価される宝石のひとつであり、その品質、色彩、透明度において他の産地の翡翠を凌駕する特別な魅力を持っています。
とりわけ、ミャンマーのカチン州で産出される翡翠は「本翡翠(ジェダイト)」と呼ばれる種類で、極めて希少かつ美麗であり、古来より東アジアを中心に王族や貴族、上流階級に尊ばれてきた歴史を持ちます。
翡翠といえばミャンマーと称されるほど、この国は翡翠の聖地とされており、翡翠愛好家、宝石収集家、彫刻家にとっては憧れの地です。
特に、色味の美しさにおいては他の追随を許さず、深く濃いエメラルドグリーンのものから、淡く清らかなアップルグリーン、さらに透明感のあるアイスジェード(氷翡翠)まで、実に多彩な色のバリエーションが存在します。
中でも「インペリアル・ジェイド」と称される深く鮮やかな緑色の翡翠は、極めて希少でありながら、宝石としての輝きと気品を兼ね備えており、国際市場でも常に高値で取引されています。
ミャンマー産翡翠は、単なる装飾品としての価値を超えて、文化的・精神的な意味合いをも併せ持っています。
特に中国文化圏においては「徳を象徴する石」として重んじられ、「仁・義・礼・智・信」という五徳を象徴するとも言われています。
このような精神的価値を帯びたミャンマー翡翠は、古来より護符やお守りとしても用いられ、現在に至るまで人々の生活の中に深く根付いています。
また、その加工のしやすさも大きな特長であり、非常に繊細な彫刻が施されることで、装飾品や芸術作品としての価値もさらに高まります。
翡翠彫刻の分野では、工芸品としての完成度が高く、自然美と人間の技が見事に融合した作品が多数生み出されています。
その結果、ミャンマー産翡翠は単なる宝石という枠を超え、芸術・文化・信仰の象徴として世界中で高く評価されているのです。
さらに、ミャンマー翡翠は長期間にわたり色褪せることがなく、その硬度と耐久性により、代々受け継がれる家宝や記念品としても最適です。
身につける人の気品や風格を引き立てるだけでなく、時間と共にその価値を増していくという特性は、他の宝石にはなかなか見られない魅力のひとつです。
特に近年では、その投資価値にも注目が集まっており、ミャンマー翡翠は資産の一部としても高い人気を誇っています。
総じて、ミャンマー産翡翠はその美しさ、希少性、歴史的背景、文化的意義、そして実用性のすべてを兼ね備えた唯一無二の宝石であり、その存在そのものが人類の美的感性と精神文化を象徴していると言えるでしょう。
「ミャンマー産翡翠」と「糸魚川産翡翠」との違い ミャンマー産翡翠と糸魚川産翡翠は、どちらも「硬玉」と呼ばれる鉱物に分類される天然石ですが、産地による地質的背景、色合いや質感、文化的価値、美術的評価など、さまざまな面で明確な違いがあります。
まず形成環境の違いから説明すると、糸魚川産翡翠は日本列島の大地構造の中心とも言える「フォッサマグナ」と呼ばれる地帯に位置しており、約5億年前の地殻変動と高圧変成作用によって形成されました。
これは世界的にも非常に珍しい地質条件で、日本国内では糸魚川市周辺でしか商業的な翡翠が確認されていないことから、糸魚川翡翠は「日本唯一の翡翠」として特別な位置づけを持っています。
一方でミャンマー産翡翠は、インドプレートとユーラシアプレートの衝突による複雑な造山活動を経て、約1億年前に形成されたもので、特にミャンマー北部のカチン州ヒパカン地域が主な産出地として知られています。
こちらもまた特殊な環境であり、世界最大の翡翠の産地として高品質なジェダイトを産出しています。
色彩や見た目にも違いがあります。
糸魚川産翡翠は、主に落ち着いた白、緑、青緑、薄紫などの色調が多く見られ、透明度は低めですが、微細な結晶構造によるしっとりとした光沢が特徴です。
自然の中で育まれたような柔らかな色合いは、日本人の美意識とも調和し、古代から宗教的・精神的な意味を込めた装飾品や祭祀具に用いられてきました。
一方でミャンマー産翡翠は、鮮やかなエメラルドグリーンやアップルグリーン、さらにはラベンダーやブラックといった色調も見られ、特に「インペリアル・ジェード」と呼ばれる高品質の緑色翡翠は、その高い透明度と鮮やかさで世界中の宝石市場で非常に高い評価を受けています。
これらは主に中国を中心とするアジア市場で需要が高く、富や権力、健康、長寿の象徴として親しまれています。
文化的価値の面でも両者は対照的です。
糸魚川翡翠は縄文時代から勾玉や大珠として日本人に使われてきた歴史があり、神秘的な力を宿す霊石として扱われてきました。
とくに古墳時代には、皇族の副葬品として用いられ、三種の神器のひとつ「八尺瓊勾玉」にも翡翠が使われたと考えられています。
このように、糸魚川翡翠は宗教的・精神的な背景と密接につながっているのです。
対して、ミャンマー産翡翠は、主に中国文化の中で「玉」として神聖視され、清朝以降は皇族や富裕層がこぞって翡翠製品を身につけました。
その流れは現代に至るまで続いており、ブレスレットやネックレスなどの翡翠製品は「縁起物」として広く流通しています。
さらに採掘・流通面でも両者は異なります。
糸魚川では、現在新たな翡翠の採掘が法律で規制されており、主に過去に採取された原石やヒスイ海岸で自然に打ち上げられた翡翠転石が利用されています。
このため、供給量が限られ、希少価値が年々高まっています。
一方のミャンマーでは、現在も鉱山で大規模な採掘が行われており、工業的手法で翡翠が採取されています。
その一方で、採掘現場での労働環境や環境破壊、人権問題などが国際的な課題として指摘されることもあります。
加工と美術品としての扱いにも違いが見られます。
糸魚川翡翠は、職人が一点一点手作業で加工を施し、伝統的な勾玉や根付、印章、現代アート作品へと仕上げられることが多く、和の美しさや精神性を重視したデザインが特徴です。
それに対してミャンマー翡翠は、中国の熟練職人により龍や鳳凰、仏像など細密な彫刻が施され、美術品としての完成度が高く、展示品や宝飾品として多く流通しています。
このように、ミャンマー産翡翠と糸魚川産翡翠は、同じ鉱物でありながらも、それぞれがまったく異なる地質的背景と文化的文脈の中で育まれ、現在に至っています。
両者の違いを知ることは、ただ宝石を鑑賞するという枠を超え、自然と人間の歴史、地球と文明の対話を読み解く旅でもあるのです。
あなたが翡翠を選ぶとき、それがどのような物語を秘めているのかを知ることで、その一片は単なる石ではなく、時空を超えた価値を持つ「生きた存在」となるでしょう。
本品はアップルグリーンと呼ばれる翡翠ですが、実際に目視で見た感じと写真とでは開きがあるので今回はカラーコードを利用して実際の色を視覚化したいと考えました。
今回の翡翠で合致しているカラーコードは写真6枚目のダークシーグリーン"#8FBC8F"です。
ただし、個々のビーズで微妙に色合いが異なるのですがおおよその色合いの判断ができるかと思います。
均一なダークシーグリーンではなく写真7枚目のように所々で深い緑色が模様のように翡翠内部に融合する姿を確認できるブレスレットもあります。

※写真6枚目・7枚目・8枚目は参考写真で本品とは関係がございません 今までたくさんのミャンマー産翡翠を見てきましたが今回のような色合いの翡翠は珍しく格安ジェダイトのカラーとは異なる事が分かって頂けるのではないでしょうか。
鑑別済みのアップルグリーン翡翠ではございますが別料金にて写真8枚目のような鑑別書をお付けする事も可能ですのでお気軽にご相談下さい。

※本品にはお写真の鑑別書は付属しませんのでご注意下さい。
本品はグラデーションブレスレットで小粒は6.5mmより大粒は10.4mmを使用しています。

【お写真に写っている商品を発送致します】 産地 ミャンマー 粒径 約6.5mm10.4mm 重量 約20g 腕周り 約156mm
※天然石を研磨し加工しているため、クラック、インクルージョン、くぼみ、傷等がある場合がございます。
ブログ
【True Stone 天然石の真実】

ページトップへ