
インド北部のクル地方、マニカラン村から南のマニハール付近より採掘されたポイントです。
高品質な水晶が産出されるインド・クル地方の中でもマニハールから産出される水晶は、透き通った透明感に艷やかさを併せ持つ最高の水晶が多く産出されることで知られています。
マニハール(Manihar)は、インド国内でも特に知られた水晶産地のひとつであり、過酷な環境の中で少量ずつ採掘されるため、その希少性と高いエネルギー性で世界中のヒーリング愛好家やスピリチュアル実践者から高く評価されています。
マニハール産水晶は、古くから地元の人々にとって「聖なる石」とされ、ヒマラヤ山脈の持つ清浄なエネルギーを強く宿していると信じられています。
標高が3000メートルを超えるような山岳地帯で、地元の人々や採掘師たちが何日もかけて険しい山道を歩き、手作業で採掘して持ち帰るこの水晶には、自然との深いつながりと敬意が込められています。
また、マニハール産水晶は「意識の拡大」や「霊的成長を助ける」といったヒーリング効果を持つとされ、特に瞑想やチャクラワークに使用されることが多いです。
高次の波動を持つとされ、持ち主の内面にある純粋な部分と深く共鳴し、自己の真理に気づく助けとなるとも言われています。
見た目の美しさだけでなく、産地の霊的背景や採掘の困難さ、そして水晶自体が持つヒマラヤの波動的な力強さが、このマニハール産水晶を特別な存在たらしめており、他の産地の水晶とは一線を画す存在感を放っています。
本品はボトムが
※セルフヒールドされており光りがあたると反射光で沢山のファセットが浮かぶ上がります。
(お写真5枚目参照)
※「セルフヒールド」 「セルフヒールド」とは、天然石や鉱物の中でも特に水晶に見られる、自己修復した痕跡を持つ個体を指す言葉です。
水晶は地球の深部や地殻変動が活発な地域で長い年月をかけて生成されますが、その過程で地殻変動や外的要因によって一度破損したり、割れたりすることがあります。
しかしその後、環境条件が整うと、水晶はその破損した部分を再び結晶化させて修復することがあり、この現象が「セルフヒーリング(自己修復)」と呼ばれます。
この過程を経て形成された水晶には、独特な結晶の成長痕が見られ、元の断面に向かって小さな結晶が群生するような形状や、滑らかではないが美しく輝く面が現れることが特徴です。
セルフヒールドの水晶は、単なる美しさや希少性だけでなく、その形成の背景にある自然の力強さや時間の流れ、地球のエネルギーの循環を象徴するものとして、特にスピリチュアルな価値が高く評価されています。
このような水晶は、ヒーリングやエネルギーワークを行う人々の間で特別な意味を持ちます。
破損という「傷」を負いながらも、それを自らの力で癒し、再び成長しようとする姿は、精神的・肉体的な再生や回復の象徴と見なされることが多いのです。
また、セルフヒールドの水晶は、「困難を乗り越えて再び前に進む力」や「過去の痛みを糧にする成長」など、人間の人生における深いテーマと重ね合わせて語られることもあります。
コレクターの間でもセルフヒールドは非常に人気があり、自然の造形美や形成のストーリー性が評価されるポイントとなっています。
その一つひとつが唯一無二の形状を持ち、まさに自然が作り出した芸術品と呼べる存在です。
人工的に加工されたものでは決して再現できない、有機的でありながら神秘的な美しさをたたえています。
こうしたセルフヒールドの水晶は、単なる鉱物という枠を超え、地球の記憶や宇宙の調和を映し出す存在として、多くの人々に愛され続けています。
【一点物】お写真に写っている商品を発送致します 産地 Manihar,Kullu Valley,Himachal Pradesh,indea 縦 約86mm 横 約57mm 厚さ 約34mm 重量 約196g 宝石鑑別書ブログ True Stone 天然石の真実