
佐渡赤玉石のブレスレットは、日本の新潟県佐渡島で産出される非常に珍しい天然石を素材として使用した、希少性と美しさを兼ね備えた逸品です。
赤玉石とは、正式には「佐渡赤玉石」とも呼ばれ、佐渡島特有の地質が生み出した天然のジャスパー(碧玉)の一種で、鉄分を多く含むことにより深みのある赤褐色や朱色を呈します。
この色合いは長い年月をかけて自然に生成されたものなので、ひとつとして同じ模様や色味のものは存在せず、まさに「世界に一つだけの石」としての魅力を放ちます。
佐渡赤玉石の最大の魅力は、その深く落ち着いた色合いと、石表面に見られる独特な縞模様や斑模様にあります。
これらの模様は、数千万年という悠久の時を経て形成されたものであり、大自然の力が生み出した芸術とも言えるでしょう。
また、シルバー・イエローの鉱物が赤玉石に混ざり独特なコントラストを醸し出しています。
これが赤玉石の最大の魅力です。
赤玉石は単調な赤褐色(せきかっしょく)のみの固体も多く、本品のような他鉱物が混ざり合う赤玉石は珍しいと言えます。
この他鉱物には「ヘマタイト」(赤鉄鉱)や「磁鉄鉱」、石英脈中の含有鉱物(カルセドニーや脈状シリカ)が再結晶した鉱物も含有し混ざり合います。
その中に微細な金属鉱物が混じっていることで、光の加減によって銀色に輝くことがあります。
これも天然石ならではの“地球の絵画”と言える模様です。
その美しさは派手さこそ控えめではありますが、静謐で上品な風格を備えており、和の装いにも洋の装いにも自然と調和する万能性を持ち合わせています。
また、赤玉石は古来より「魔除け」や「厄除け」の力を持つと信じられ、地域の人々から大切にされてきた石でもあります。
日本各地の神社仏閣の中には、この赤玉石を敷石や装飾に用いた例もあり、まさに神聖な石としての歴史を持っています。
現代においても、身に着けることで精神の安定や心の浄化、そして運気の向上をもたらすとされ、パワーストーンとしても人気が高まっています。
特にブレスレットとして身に着けることで、常に肌身離さずその力を感じることができるのが魅力です。
佐渡赤玉石のブレスレットは、希少性の高さから市場でもあまり多く流通しておらず、採取も限られているため年々入手が困難になっています。
とりわけ、色味が鮮やかで模様が美しく整っている玉は非常に高い価値が付けられる傾向にあり、コレクターや石好きの間では密かに注目されている存在です。
そのため、佐渡赤玉石のブレスレットを手にするということは、単なるアクセサリーを超えた「自然の宝物」を所有することにも等しく、ひとつの人生の節目や大切な記念日に選ばれる方も少なくありません。
全ての工程が"ALL Made in Japan" 製作においても、日本国内の熟練した職人によって丁寧に加工され、珠のひとつひとつが手作業で磨かれているため、その滑らかな質感と光沢はまさに芸術品の域に達しています。
工業的な大量生産では決して得られない、手作りならではの温もりがそこにはあり、ひとつのブレスレットの中に職人の技術と情熱が凝縮されていると言っても過言ではありません。
さらに、赤玉石はその堅牢さにも定評があります。
モース硬度としては比較的高めの部類に属し、日常使いのアクセサリーとしても安心して着用できる点も嬉しいポイントです。
変色や劣化にも強く、定期的な簡単なお手入れさえ行えば、何十年にもわたってその美しさを保ち続けることができます。
そのため、世代を超えて受け継いでいける「家宝」のような存在としても最適です。
総じて、佐渡赤玉石のブレスレットは、その美しさと歴史、そして希少性において、他にはない唯一無二の存在感を放つアクセサリーです。
自然からの贈り物として、また日本の風土が育んだ文化的な価値として、身に着ける人に深い満足感と誇りを与えてくれることでしょう。
もし、あなただけの特別なパートナーとなる天然石を探しているのなら、佐渡赤玉石のブレスレットはまさに理想的な選択肢のひとつです。
ブレスレットのサイズ調整も承っております。
内径を小さくする調整が可能ですので、ご希望があればご注文時にお知らせください。
※調整の際に外したビーズは、すべて一緒にお届けいたします。
※申し訳ございませんが、大きくする調整はできません。
ブレスレット1本に付き「産地証明書カード」と「佐渡赤玉石の紹介カード」の計2枚が付属します。
【お写真に写っている商品を発送致します】 産地 新潟県 佐渡市 粒径 約11.4mm12.1mm 重量 約47g 腕回り 約180mm
※天然石を研磨し加工しているため、クラック、インクルージョン、欠け、くぼみ、傷等がある場合がございます。
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